いつもは海外出張者が現地から情報をお届けするのですが、今日私はこの週末、
地元岐阜におりますので、視点を変えて 製品のことについて触れたいと思います。
木製部品の接合方法はいろいろありますが、このような接合部分を見たことはありますか?
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凹凸の模様。これはフィンガージョイントと呼ばれる接合方法で、ちょっと強度が欲しいな と
いう部分によく使う接合方法です。 このフィンガージョイントは凹凸の接合部分に塗る接着材の
塗布面積が大きくなるので、強度が増します。 デザインとしてフィンガージョイントを使う時も
あります。 確かに手の平の指を合わせたように見えますね。 中国語では「指接」と表現する
ようです。 なるほど。わかりやすいですね。 家具ショップでこのフィンガージョイントを
見つけたら、店員さんに 「ほー フィンガージョイントですね」 と言ってみてください。


ここで脱線して ドメスティックな地元の雑件のお話。
地元・岐阜県美濃加茂市の学識者の先生による里山の散策企画のようなものに、先日、私個人的に参加しました。
美濃加茂市の下米田という地域を、ぶらり散策しました。 その中で先生自ら驚くような場所に遭遇。
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小高い山の中腹の山肌に地層が表れており、丸い跡が・・・。 先生曰く「これは多分〇〇万年前の地層です。
この丸い跡は、丸い石が風化した跡です。 ここは大昔、河原だったんだねー。 石が丸いということは
水の流れがあった証拠。それがないと石は丸くなりません。」と。 なるほど。石が丸いということは
川があったということを物語っているのか・・。 へー、 このあたりに川なんてないぞ。 大昔、ここは
どんな地形で、どんな生物がいたのか・・?? 恐竜ロマンではないですが、 私はそもそも
そのようなことに思いを巡らすような人間ではなかったのですが、歳を重ねるごとに趣味趣向が
変わりつつあります・・  。 

国際課 O